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2016年12月

2016年12月18日 (日)

LXP-1、海外用のACアダプタ(220/230V地域対応)

ここ最近、日本のギタリストは海外、特にアジア方面で活躍する方が増えて来ました。

M-factoryのコントローラの電源は世界対応(100-240Vac)になりましたが、LXP-1を海外で使う場合は結局、旅行用変圧器=AC/ACアダプタが必要でした。

220/230Vac地域(中国、韓国)で演奏する際に一つ荷物が減るように(=旅行用変圧器が不要になるように)、220/230Vac用のACアダプタを探してみました。

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仕様の確認だけで「動くはず」ではプロに持たせる訳にはいきませんので、当然ですが、M-factoryでも動作の確認をしなければなりません。
そして、日本のAC電源電圧は100Vなので、確認のために100Vac→220/230Vacの変換が必要。

いずれは試験用にこういった装置は必要と考えていたので、この機会に思い切って写真のような「スライダック」と呼ばれる可変変圧器を導入することにしました。

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あっ、そうそう。
S山君に渡すと、きっと「俺のあれへんの?」とMK君が言ってくるのは目に見えているので、先読みして彼のも用意しています(笑)
 

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2016年12月12日 (月)

ネット情報、、安いか高いか

昔から『タダより高いものはない』と言いますが、、

つい先日、お客様から
「チューニングは開放より5フレットでした方がいいのですか?」
という質問がありました。

「それはどういう意味ですか?」と尋ねると、

「開放で合わせても5fで確認すると合わないのでそうした方が良い、、、とネットで読んだ」とのこと。

うーむ。。

「では、あなたのギターはどうですか?」と聞くと、
「いや、自分のギターは開放で合わせれば5fでも合っています」と。

そりゃそうです。
開放で合わせたのに5fで合わないのなら、、それは、、
チューニング方法の問題ではなくて、修理/調整が必要です。

車で例えると、
・ハンドルが真っ直ぐなのに、いつも少し右に寄ってしまう
・そんなときは、普段から少し左に切って運転すると良いですよ
みたいな話になっています。

ここでちょっと想像を膨らませると、
・ゲスト演奏などで急に(調整されていない)他人のギターを弾かなければならなくなったとき
・弦がいわゆる「ハズレ」だったが、換えが無くてどうしてもそのまま演奏しなければならなくなったとき

こういう状況で「開放で合わせたのに5fで合わない」のであれば、5fでのチューニングは曲とフレーズによっては有効な場合もあるかも知れません。

いずれにしても、タダの情報を(理解せずに納得しないまま)鵜呑みにするのは危険な事だなと、感じた次第です。ですのでこの記事も、、決して鵜呑みにはしないでください (笑)

ライブであなたの好きなギタリスト達がどんな風にチューニングしているのかを観察して参考にするのも良いかも知れません。可能ならばライブ後に質問してみるのも。

補足)
ギターのピッチが合わない時、実はその原因が弦にある場合も少なくありません。
そのまま調整をしてしまうと「ハズレ弦」専用のピッチ調整になってしまいます。

ピッチが変だと感じた時は、調整を行う前に少なくとも3セットくらいは弦を交換してみて、同じような傾向にあるかどうかをちゃんと確認してから施工した方がベターでしょう。
 

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2016年12月 5日 (月)

M-factoryギターのフォトギャラリー

We updated the photo gallery of M-factory guitar.
 
M-factoryギターのギャラリーにOM-Cutaway(No.009)を追加しました。
よかったら見てやってください。
http://mfac-guitar.com/Guitars/Gallery/pg009.html

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M-factoryギターの里帰り(proto.005)

ちょうど1年ほど前にM-factoryギターを購入してくださったTさんが、ギターの成長の報告と点検に、はるばる名古屋から来て下さいました。

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弾けばこうなることはわかっていたつもりですが、、それでも驚くほど成長していて、、
タッチすれば音はストレス無くスーッと飛び出し、かと言って制御が難しい訳でもなく、、フレーズが繋がる繋がる。

いやぁ−、なかなかの青年に育っていました。
許されるなら自分が私有したいくらいです。

それにしても僅か1年でこのフレットの摩耗。
うちのギターのフレット、そんなに柔らかい方ではないんですけど、、(汗)
こんなにも弾いて頂けるなんて、本当に幸せなギターです。

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オフショットは、、ちまた(三鷹と三重)でブームの、、アントニオ・マリンのツーショット。
クラシック/'84年と、フラメンコ/'74年

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2016年12月 3日 (土)

今日はマイケル・ヘッジスの、、

今日はマイケル・ヘッジスの命日でした。

彼の影響で人生が変わってしまった人は少なく無いと思います。
彼の音楽に触れなかったら僕はもう少し普通の人生を歩いていた事でしょう。
それはきっと南澤君や、押尾も、、

今夜は一番好きな彼の曲を聴きながら
https://www.youtube.com/watch?v=J9C2eTn1vzg

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写真はスクラップして保存してあった'86年のギターマガジンより

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