ピラミッド弦の6弦、M-factory仕様の巻き方について
Facebookだと大事な情報を書いても流れてしまうよと、友人のギタリスト=竹内いちろさんからアドバイスを頂いて、、ブログを始めることにしました。
本当はもっと以前から言われていたんですけどね(笑)
なにぶん初めてのブログですので、不慣れな点はご容赦ください。
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オールドマーチンなどの古いギターではブリッジプレート(ブリッジ裏にある補強板)が削れてしまっている場合や、元々サドルが低めに設計されているギターなどで、6弦の"巻き返し"部分がサドルに乗ってしまう場合があります。
そして、初めからこの"巻き返し"が少し長目に作られていて(ディーンマークレーなど)、ギター側に問題が無くても処置をしなければならない場合もあります。
サドルに乗る部分がこんな状態だと変なビビりなどが発生するので、それなりの処置が必要です。実はピックアップの取り付けでお預かりするギターがこういう状態になっているケースも時々あったりします。
そんなときは外した弦のボールエンドを利用してこの様にします。
真面目な製法であるがゆえんだと思いますが、ピラミッド弦の6弦はこの部分がやや太めに作られていて、時々「追加のボールエンドが入らない」ということがありました。
これだとOKだけど(ボールエンドが入る)
これだと入らない、の図
その事をピラミッド社に根気強く説明をして、説得をして、、対応方法などの提案も行って、、
三好の提案のひとつ↓
そんなやり取りの中で、お互いの意見を交えながらやっと"新しい巻き方"に辿り着いて、実際に製品化してもらい、今回の販売にこぎ着けた次第です。
今回の改良で、今まで6弦が通りにくかった『ローデン』などの差し込み式=ピンレス式のギターにも対応出来るようになりました。
ちゃんとこちらの話しを聞いてくれて、真摯に対応してくれたピラミッド社にもとても感謝しています。
Danke schÖn, Max!
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